1.磔のミサ
作詞:志倉千代丸
作曲:林達志
先天の日から あなたもその地も
神々の中で 抗える寄留者
鐵の鐘を合圖に血肉へ 突き立ち燈は次々と消え
迫り來る祝福 選ばれし神の子 捧げるその瞬間が
きっときっと 今、ここに
いにしえのグラジオ一ル 深紅を纏った正邪
墮落した羊は その目も失った
十字架を象った 鈍色な無數の針
色鮮やかな 洗禮 磔のミサを----
飢える事の無い 慾望にまみれ
主を失い 朽ち果てる 大地よ
偉大にして雄々しき「絕對」 真理に仕えぬ獸たち
幾千の十字は 息を刈り續ける 生け贄の祭事なら
きっときっと 今、ここで
いにしえのカイザ一クロス 數えきれぬ叫びが
神々へ屆くなら その血は意味を持つ
萬物に目を奪われ 群れをなす愚弄の民
安息の日々 唱えよ 磔のミサを----
忍び寄る恐怖は 心の幻想で
快樂へと導かれ行く 神秘
いにしえのグラジオ一ル 深紅を纏った正邪
墮落した羊は その目も失った
十字架を象った 鈍色な無數の針
色鮮やかな 洗禮 磔のミサを----
2.遙かなるイディヨナ
作詞:志倉千代丸
作曲:林達志
足にかけた しもべの証は 鍵無き錠
頭を下げ そのまま祈りを 裁くのは 闇を待て
道を束ねた 混沌の視界
選ぶのは君と 軋む音さえ 聞けず----
遙かなる叫び 時空を待てずに 罪と罰を與え
彼らの劍が 通り過ぎれば
ビルの城壁は 主を忘れて 滑稽な裂け目を
それを止めるのは 神の息子となる イディヨナ
息をすれば 全てを失う 奴隸達は
神の下で 自らの罪を 切り落とし 燒き盡くす
巨木を抱く 偽りに滿ちた
灰色の都市は 冷たく笑う ように----
遙かなる者へ この瞳を通して 人が皆惡だと
報復の理論 正當であれ
失望はいつか 絕望となりて この空に降り立つ
私の誓いを 共に出來る君は イディヨナ
遙かなる叫び 時空を待てずに 罪と罰を與え
彼らの劍が 通り過ぎれば
ビルの城壁は 主を忘れて 滑稽な裂け目を
それを止めるのは 神の息子となる イディヨナ
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